むし歯治療
むし歯治療とは
このような
お悩みはありませんか？
- 歯が痛い、黒ずんでいる
- むし歯が再発した
- 食べ物や飲み物がしみる
- 詰め物・被せ物が取れてしまった
むし歯は初期段階であれば経過観察で済むことも多いですが、進行すると治療が必要になります。
そのため、早期発見・早期治療が大切です。
当院では、丁寧なカウンセリングで患者様のご希望を伺い、お口の状態に合わせた複数の治療方法をご提案します。
患者様ご自身に治療法をお選びいただきますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
初期のむし歯と進行予防
初期のむし歯は、歯の表面に穴が開いていないのが特徴です。
一見むし歯ではないように見えますが、歯の内部では「脱灰」と呼ばれる溶ける現象が始まっています。
これは、外から見ると「白いシミ」として確認でき、専門的には「白濁」や「白斑」と呼ばれます。
歯の再石灰化で進行を阻止
初期のむし歯は、フッ素を塗布して再石灰化を促すことで進行を止められる可能性があります。
しかし、放置するとやがて穴が開いてしまい、後戻りできない状態になってしまうため、自己判断で放置せず、歯科医師と経過観察を行うことが大切です。
コンポジットレジンと
セラミックの
詰め物について
歯の詰め物には、金属やプラスチックなど、さまざまな素材が使われています。
なかでも白い詰め物として主に使われるのは、コンポジットレジンとセラミックの2種類です。
コンポジットレジン
コンポジットレジンは、セラミック粒子と合成樹脂を混ぜ合わせた歯科用プラスチック素材です。
型を取らずにペースト状のものを直接歯に詰め、特殊な光を当てて固めるため、治療にかかる時間が短く、歯への負担も少なくて済みます。
治療の幅が広く、使い勝手の良い素材です。
メリット
- 治療期間が短い
- 歯を削る量が少なくて済む
- 治療の跡が目立たない
- 保険適用内で治療ができる
デメリット
- 経年劣化で変色する場合がある
- 強度に劣るため噛み合わせが強い部分に適していない場合がある
セラミック
セラミックは陶器のような素材でできており、むし歯で削った部分の詰め物や被せ物、歯を失った場合のブリッジ治療などに使われます。
天然の歯に非常に近い白さや見た目を再現できるため、審美目的やホワイトニング目的でセラミックの歯に替える方もいます。
メリット
- 見た目がきれい
- プラークが付きにくく、劣化もしにくいため、二次むし歯のリスクが低い
デメリット
- 割れたり欠けたりすることがある
- 自費診療のため治療費が高額になる
再発を防ぐメンテナンス方法
日頃の丁寧なブラッシングに加え、歯科医院でのPMTC（プロによるクリーニング）も効果的です。
初期のむし歯が疑われる場合は、定期検診で歯科医師に相談し、適切な処置を受けることをお勧めします。
むし歯の処置が遅れると歯を削る必要が出てくるため、早めの受診を心がけましょう。
子どものむし歯と
大人のむし歯の違い
子どものむし歯の特徴
子どもの歯は、大人に比べてむし歯にかかりやすく、進行が早いという特徴があります。
これは、乳歯や生え始めたばかりの永久歯のエナメル質が柔らかく、弱いことが主な理由です。
その他子どもが
むし歯になりやすい主な原因
- 仕上げ磨きを嫌がり、思うように磨けない
- 甘いお菓子やジュースを好む
乳歯のむし歯は、子どもの発育や永久歯の歯並びにも将来的な影響を与える可能性があります。
「生え変わるから大丈夫」と思わずに、しっかりとむし歯を予防することが大切です。
また、むし歯になりやすい場所は年齢によってある程度決まっているので、その年齢に合わせた指導を行います。
大人のむし歯の特徴
永久歯は成熟するとむし歯になりにくくなりますが、大人は子どもとは異なる特徴のむし歯に注意が必要です。
特に、一度治療した歯や、歯と歯茎の境目にむし歯ができやすい傾向にあります。
大人が
むし歯になりやすい主な原因
- 詰め物や被せ物の隙間からの二次むし歯
- 歯の根の露出によるむし歯
子どもと大人のむし歯には違いがありますが、予防の基本は同じです。
磨き残しやダラダラ食べに気をつけ、日々のケアを丁寧に行いましょう。
鹿児島県鹿児島市で
むし歯治療をお考えの方へ
当院のむし歯治療では、「健康な歯質をなるべく削らない治療」や、「痛みの少ない麻酔による治療」を実践しています。
早期発見、早期治療を目指していますので、定期的な検査でむし歯の進行を防いでいきましょう。
